アラベスク文様の手帳から・・・インデックスへ戻る
初稿公開日:2017年6月30日
梅雨の合間に
梅雨の季節となりましたが、
毎日いかがお過ごしでしょうか。
![水車小屋とハナショウブ 28946](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28946.jpg)
こちらの写真は
6月10日過ぎに訪れた
近くの公園です。
花ショウブが
見事に咲いておりました。
![早乙女姿の花摘み娘 2624](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-2624.jpg)
紺と赤の早乙女姿で
緑の菖蒲園に入っているのは、
花摘み娘。
咲き終わった花がらを
順々に摘んでいるのは、
次に咲く花がきれいに開花するための
作業なのです。
初夏の山と海へ
ところで、今年は五月から
暑い日が続きましたから、
夏をすでに先取りした気持ちになって、
お天気の良い日には
山や海へお出かけになった方も
いらっしゃると思います。
![新緑の若葉 28876](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28876.jpg)
今回は、
第3話をご紹介する前に、
最近訪れた
初夏の神奈川県の風景を
お届けしようと思っています。
楽しんでいただけたらとても嬉しいです。
では早速どうぞ…..♪
「心のふる里」の一枚
こちらは丹沢山地、
ヤビツ峠付近からの針葉樹林の眺め。
当初は晴れのお天気でしたが、
午後になって
雲が空を覆い始めました。
![深山:神奈川県・丹沢大山国定公園 28875](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28875.jpg)
向こうに連なる青い山脈。
「平凡な風景ではあるが美しい眺め」ではありませんか?
霞がかかって、まるで日本画を彷彿させる
深山「みやま」の風景。
霞は、お天気の影響だけではなく、
春、夏の「植物の息吹」と申しましょうか、
発散する蒸気なのだそうです。
峠からの眺めは誰でも見た事のあるいわば「心のふる里」の一枚。実は、この私も同じ。子供の頃から大好きな風景なのですが…..。
さぁ、この辺りのお話については
第3話のブログで取り上げていますから
宜しければ後ほどご覧になってみて下さいね。
![滝:神奈川県・丹沢大山国定公園 28885](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28885.jpg)
さて…..、
峠を下っていく道ですが、
車がやっと一台通れるような箇所もあり、
細くてくねくねと曲がった道が続きます。
途中、小橋から涼しげな小さな滝が目に入りました。滝を見ようと近くまで行きましたら、辺り一面には深い樹木の香りは漂い、元気な若葉の明るい色が目にとまり…..と、正に「新緑の季節」なのですね。
そして滝の水音と共に、
時折、風に呼応してさわさわと聞こえてくる葉音。
いかがでしょう?
あなたの耳元へも、
初夏の爽やかになでる音が
聞こえてきましたか…..?
葉山の海辺へ
今度は気分を変えて
最初は三浦半島・葉山の海辺を
ご覧頂きましょうか。
![霞む江ノ島 28868](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28868.jpg)
葉山の海岸から
相模湾を挟んで眺めた島は、
あいにく霞んでおぼろげ。
でも決して雨模様でなく、
むしろ、午前中に気温がぐんぐんと
上昇した一日でした。
首都圏にお住まいであれば、
中央部に建つ
シーキャンドル「展望塔」の存在で、
すぐ「江ノ島」とおわかりになるでしょう。
ではその江ノ島を少し見てみませんか。
湘南江の島へ
![江ノ島 28930](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28930.jpg)
江ノ島は、湘南海岸から陸続きの島であり、
![瑞心門:江ノ島 28933](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28933.jpg)
景勝地としてもよく知られています。
![龍大神:江ノ島・竜宮(わだつみのみや) 28937](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28937.jpg)
また、
江戸時代から江ノ島詣でが
流行ったそうです。
![子供達:江ノ島・瑞心門前 28934](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28934.jpg)
今も、週末や休日に関係なく
多くの人々が訪れ賑わいを見せています。
「生しらす」の幟(のぼり)
お話は変わりますけれど、
島内を歩いて
あちこちで見かけた文字があります。
それが下の写真です。
幟に書かれた文字は
江ノ島名物の「生しらす」。
![湘南・江ノ島名物ののぼり 28936](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28936.jpg)
冬の1月から3月の禁漁時期以外は、
の日の漁で、
新鮮なしらすが捕れると、
こうして幟などを使って
観光客にお知らせするのですね。
お目当ての生シラスを食べに
訪れる観光客も多く、
昼食時はお店も混雑するようなので、
時間をずらし、おやつの時間に行って
生しらす丼を食べてきました。
とても美味しかったですよ♪
懐かしいもの
観光で楽しいのは、
相変わらず所狭しと並べられたお土産店や、
お食事何処を目で追いながら歩くことも出来そうですね。
いわゆる「物見遊山」です。
ところで、
仲見世通りと呼ばれる
通りを歩いていたときのことです。
一件の店先であるものを見つけた際に、
子供の頃の
低い目線から見た情景が重なり合って
一気に懐かしい思いが胸にこみ上げてきました。
それはどんなお土産品だったと思いますか?
![土産物店の店先:江ノ島・弁財天仲見世通り 28929](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28929.jpg)
あれは確か小学校1、2年生の頃で、
家族旅行の帰り道に、
ふと江ノ島に立ち寄った時の事でした。
すでに夕暮れの時刻で、
そろそろ
どこも店じまいをし始めていたのですが、
![貝殻細工のお店:江ノ島 28947](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28947.jpg)
薄暗くなり始めた坂道を上る途中のお店で、
貝殻が貼られた白い宝石箱を買ってもらい、
嬉しくて嬉しくて、家路まで
「何を入れようかなぁ~♪」と、
持っているペンダントやブローチを
箱に収めていく自分を想像しながら、
大事に両手で包みを支えて
帰って行ったのでした。
![御岩屋道通り:江ノ島 28935](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28935.jpg)
もしかしてあなたも大人になった今、
土産物店で「昔ながらの…..」が
目にはいると
子供の頃を思い出して懐かしくなったり、
また、つい顔がほころんでしまうのではないですか?
![稚児ヶ淵:江ノ島 28938](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28938.jpg)
それでは江ノ島巡りは、島の「稚児ヶ淵」をご覧頂きながらこの辺でおしまいに致しましょう…..!
![稚児ヶ淵:江ノ島 28939](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28939.jpg)
葉山の海へ戻って
さぁ、
もう一度お話を
葉山の海に戻す事にしますね。
![岩と白波:葉山・柴崎海岸 28877](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28877.jpg)
こちらも先程、
霞んで見えた江ノ島と同様に
葉山から相模湾を眺めた風景の一つです。
水平線の向こうに見える町のシルエットは、
まるで海上に浮かび上がる蜃気楼のようで、
見れば、薄絹を手でかざして眺めたような空。
それに岩礁に砕けては消える
白波だけの単純な組み合わせ。
中々しっとりとした趣のある風景に仕上がりました。
以前にも申し上げましたが、
快晴ばかりが写真日和ではないはずですよね!
滑空する鳥
お話は変わって、先程から気になっていたのが、「ピーヒョロロ」と、特徴のある声で啼き、円を描きながら滑空するあの「とんび」。
![とんび 28866](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28866-Edit-1.jpg)
とんびは、
岸から700メートルほど離れた
朱塗りの鳥居が建つ森戸大明神・名島の海上を、
一見、気持ちよさそうに
飛んでいるようにも見えますが、
![森戸大明神の鳥居:森戸大明神は、鎌倉幕府を開いた源頼朝公によって建立されたと伝えられている 28945](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28945.jpg)
もしかすると、
防波堤で釣り人が釣った魚も
狙っているのではと勘ぐってしまいそうです。
![ブイ 28883](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28883.jpg)
さて…。
今度はここから場所を変えて、
釣り人達がずらーっと海に向かって
釣り竿を垂らしている堤防へ行ってみました。
彼らにおじゃまにならない場所に
三脚をたて、撮影をし始めますと、
二人の釣り人が帰りしなに
「何撮ってるの?」と声をかけてきたので、
「釣れましたか?」と返すと、
「いやぁ、今日はだめだねぇ!」と、笑い声。
どうやら、おでこ(成果なし)だった様子!
![磯遊びの親子:葉山・柴崎海岸 28884](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28884.jpg)
お目当てのお魚は何だったのでしょうかね?
話題が写真のお話で
盛り上がってしまったので、
ついうっかり聞き忘れてしまいました。
こうして見知らぬ人同士でも
通りすがりに明るく会話を交わせるのは、
心が通い合って良いものですが、
今の世の中、
ちょっと難しい場合もあって残念ですね。
葉山・真名瀬柴崎港
さて遅ればせながら、
漁港の風景をご覧頂きましょう。
![しらす漁の船:葉山・真名瀬柴崎港 28873](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28873-1.jpg)
こちらは葉山の真名瀬柴崎港。
葉山沖はしらす漁がとても有名で、
港にはそれらの漁船が停泊していました。
こぢんまりとした港前の道を歩いておりましたら、
ちょうど地元の奥さんが、
販売店で釜揚げしらすを買う姿を見かけ、
「私も~!」と、購入してみました。
その味はふんわり柔らか。
葉山のしらす、
こちらもとても美味しかったですよ♪
![葉山・真名瀬柴崎港 28870](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28870.jpg)
実はスペインにも
“chanquete”(チャンケテ)と言う名の
しらす(白い稚魚)が捕れます。
シーフードレストランのメニューで
見かけることがありますが、
注文すると何とオリーブ油でフライにした
大きめのしらすが、
それはもうたくさんお皿にのって出てきます。
![漁船:葉山・真名瀬柴崎港 28867](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28867.jpg)
スペインにおりました当時は
レストランのそれを見て内心、
「フライにするのも良いけれど、やっぱりしらすにはあったかいご飯が良いなあ!」と、
贅沢にも思ったものです。
富士山が見えるかも…..。
さて、
午後の3時半をまわった頃だったでしょうか。
なんと海には日の光が差し込み、
美しい銀波に輝き始めたではありませんか!
![煌めく海 28878](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28878.jpg)
空を見ながら思い描いた事は、
「日没までまだたっぷり時間がある事だし、
足を伸ばして城ヶ島「三浦半島・南端」へ行ったら、
もしかすると富士山が見えるかも…..♪」
と密かな期待がありました。
そして、城ヶ島へ到着してみますと…..。
![夕日と富士:三浦半島南端・城ヶ島より 28874](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28874.jpg)
ご覧下さい。
くっきりすっきりではありませんが、
やはり予想通りに美しい夕焼け空になってから、
富士山はシルエットとなって姿を現しました。
また雄大な富士山を背景にして、
沈む赤い夕日を浴びながら、
海原を横切っていく漁船がいます。
一艘、また一艘と波しぶきを上げる船は、
どんどん小さくなり、海の暗藍色に同化して
やがてその姿は見えなくなりました。
![テトラポット:城ヶ島灘ヶ崎 28949](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28949.jpg)
そして次に
佇んでいる磯場から眺めたのが、
日没間際の海のオブジェ「テトラポット」。
波は、その日の出来事を呑み込んで、
あたかも一日の終わりを告げるように
すーっと強く引いたかと思えば、
「また明日(あした)!」と、
新たな波となって返しているようでした。
そのさまを眺めては、
「自然の営みも人の一生も同じなのかしら…..ね?」と、
思いが巡ります。
そんな思いも束の間、
テトラポットにあたる僅かな夕日も
静かに消えてゆきます。
近くの灯台が海を照らし始めるのは、
もうまもなく。
外海(そとうみ)へ出漁していった船は、
今、どの辺りなのでしょうね。
*** *** *** *** *** ***
5月~6月にかけての
海と山の風景をご覧頂きましたが、
いかがでしたでしょうか?
![あじさい 2676](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-2676.jpg)
それでは、これより先は、
第3話についてお話を致しますね。
![あじさい 20641](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-20641.jpg)
*** *** *** *** *** ***
第3話「東洋の香りが漂うスペインへ」
変わらぬ興味を持つ楽しみ
まずは第2話後半のあらすじから
聞いていただく事にしましょうか。
広場で飲む一杯のコーヒーによって
身も心もほぐれたところで、
ふと「コーヒー&お砂糖の起源は何処から?」と、
こんな疑問が浮上しました。
![コーヒー豆と砂糖 28950](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28950.jpg)
この二つの疑問への答えはさておき、
ここから端を発し
次から次へと小気味よく
しりとり風に言葉が連想されていくのを
この日は楽しんでいたのですが、
![小学生の木彫り作品 28900](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28900.jpg)
やがてそれは文化の伝搬から
遙か彼方の祖国日本まで及び、
あらら、どうしたことでしょう?
最後にはまた
コーヒーを飲んでいるこの国、
スペインまで戻ってくる結果に
なってしまいました。
![車の置物 13338](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-13338.jpg)
こうして頭の中で
大雑把な世界地図を広げながら、
言葉による楽しい連想の旅が始まると、
広場を通り過ぎる人々の姿も目に入らず
視界はしばらくの間、ピンぼけ状態。
![車の置物:車の上には、青いガスコンロ、人形、バナナ、バスケット、帽子、バラの花束、鶏、クッション、マット.....と、所狭しと並ぶ 13341](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-13341.jpg)
その後、我に返って
「なぁんだ!興味の対象に注ぐ集中力は、
何と子供の頃と少しも変わらないじゃない?」と
苦笑いする始末でした。
小学校の「体験学習」のこと
![教室の扉 28912](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28912.jpg)
ところで…..。
子供の頃と言えば、
今年の冬、「体験学習」と呼ばれる
小学校六年生対象に自分の職業について語る
機会を得ました。
![一輪車置き場と靴箱 28919](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28919.jpg)
この第3話から少し逸脱するお話になりますが、
どんな内容であったか
触れておこうかなと思ったのです。
![体育館 28902](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28902.jpg)
授業は、
5~6時間目の通し授業だったのですが、
実は内心楽しみにしていた事があったのです。
![小学生による壁面制作 28909](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28909.jpg)
それは、
「皆さん、どんなお話をして聞いたり、見たりしてくれるかな」。
つまり小学生達の表情に関心があったのですね。
![村の広場:スペイン・チンチョン村 26001](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-26001.jpg)
特に、学校へ持参していった
スペインの人々や風景写真。
![ロバ・タクシー:スペイン・チンチョン村 25791](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-25791.jpg)
それから、
身近に咲く植物や
生き物の写真作品を、
いくつもの大机に無造作にたくさん並べて、
生徒の皆さんに鑑賞してもらいました。
![葉ボタン 17934](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-17934-Edit.jpg)
「いったいどんな反応をしてくれるのかしら?」と、
内心こちらの方がワクワクだったのですが、
「わぁー、きれい~!」
「おっ、すげー!…」
「えっ、どれどれ?見せて、見せて!」と、
皆さん、キラキラした目をしながら大賑わい。
とても楽しんでくれた様子でしたよ。
![「ろう下は静かに歩こう!」 28926](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28926.jpg)
ところで、
無事授業を終えて知りたかったのは、
皆さん一人一人が
本物の写真を目の前で観て、
自分が作品の何に対して
どのような反応をしてくれたのか」と言うことでした。
![小学校の階段 28911](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28911.jpg)
写真一枚、一枚には
様々な情報が詰まっていますから、
年齢的に、まだ漠然とした感じはあるものの、
六年生の現在の自分を知る事にも繋がったようでした。
自分を知る事、
これって大人になっても
とても重要な事なのですよね。
![教室 28913](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28913.jpg)
小学校時代は、
各教科の基礎学習を通して
将来生きるために必要な
大切な土台がための時間。
そして日々新しい事に
どんどん出会い、また発見し、
素直に感動出来る年頃です。
![学用品の箱 28915](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28915.jpg)
そう思うと、実に小学校時代は
重要な時期と言えますね……。
![ボール 28904](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28904.jpg)
それでは、
折良く小学校の話題に触れる事が出来ましたので、
第3話のご紹介については、次の文章で
ごく簡単に締めくくりたいと思います。
海外生活をするきっかけともなった
私の小学校時代とは……。
![手提げバック 28916](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-28916.jpg)
それは国語の授業から
日本の四季が織りなす風景の美しさを学び、
また、社会科においては
外国文化に関心を示したり…..と、
それぞれの教科から
とても感動を受けた子供だったのです。
でもその反面、疑問に対して納得しないと、
先に進めない「こまったちゃんタイプ」でも
ありましたけど。
![紅葉 6025](https://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/12/TEMIKPHOTO-6025.jpg)
それでは、宜しかったら
第3話をご覧になってみて下さいね!
ブログ第3話はこちら
*** *** *** *** *** ***
今回第21話は、
ボリュームたっぷりめの季節のご挨拶と共に、
第3話についてお届けいたしました。
お楽しみ頂けましたでしょうか?
初稿公開日:2017年6月30日
アラベスク文様の手帳から・・・インデックスへ戻る