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初稿公開日:2012年2月20日
スペインの首都マドリード
スペインの中心部に位置しているので、
「おへそ」と呼ばれることもあるマドリード。
海抜が650メートルと高く、
スペイン内陸地の特徴である
「メセタ台地」にあります。
この下の風景は町の西側から撮影したもの。
写真から丘のような場所に
町が立てられているのがおわかりになりますか?
もともと8世紀に
北アフリカから入ってきたイスラーム教徒が、
北へ押しやったキリスト教徒を監視するために、
ここに城塞を作ったのが始まり。
眺めが良いのは当然かもしれませんね。
![マドリード眺望 904](http://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2012/02/Blog-1-1.jpg)
そして、マドリードにいる私は、というと…
「スペインを撮ってみたい」と、
それまで面白くて
目に付くものを何でも撮っていた日々。
ところがある日突然、
『何をしているんだろう、私。
感動するままに風景にただ
撮らされているだけなのでは?
どうしよう。このままではいけない…』
ずーっと考えても良いアイデアが浮かばない。
映画の場面だとしたら、
顎に手を当てて部屋の中を
「行ったり、来たり...」というところでしょうか。
そしてある日突然、
そのヒントが頭の中にひらめきます。
![日差し(ラ・マンチャ地方) 448](http://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2012/02/Blog-1-2.jpg)
例える事が出来るのなら、
たまたま通過中の「気まぐれ神様」が、
ポンと下界に投げ落としたのが、
この言葉。
「原点に帰れ」でした。
それがマドリード旧市街の、
とある広場のオープンカフェへ。
ちょうど「一杯のコーヒー」を飲んでいた私に、
もう一度よーく考えるようにと
言葉を投げ落として下さったのかも知れません。
思えば人生の転機になる
「ひらめき」なんて、
お料理中、入浴でリラックス、
又は散歩を楽しむなど、
日常生活のひとコマが多いのではないでしょうか?
「考えが堂々巡りの時には、もう一度原点に帰れば良い」。
このような機会を与えてくださった神様に、
本当に感謝しなくてはと思っています。
オープンカフェのある広場
![オープンカフェのコーヒー(マドリード:Cafe SWISS) 1483](http://temikphoto.com/wordpress/wp-content/uploads/2012/02/Blog-1-3.jpg)
オープンカフェとコーヒーを記念に撮りました。
ごく普通の広場なのですが、
コーヒーカップの向こう側の様子が
気になりませんか?
見えないと逆に見たくなるのは、
人の心理というもの。
そこで次回は、
どんな広場なのかを写真を添えて、
またスペインでの写真のテーマ探しでひらめいた事とは何だったのか?
これも合わせてお話していきたいと思います。
また当ブログへお越しくださいね♪
初稿公開日:2012年2月20日
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