「スペインらしさを求めて 第一部」  三澤三貴子 作品

スペイン・イスラーム教徒達が残していった「置き土産」―これらは、スペインらしさを形成する大きな要素の一つに他なりません。 具体的には当時、最先端の「灌漑」技術で広めた「オリーブ畑」や、ヨーロッパに存在しなかった「中東のエキゾチックな野菜・果物」。また数千の防衛用の「城塞や監視塔」、「迷路のような村作り」の建設等、スペインを代表すると言っても過言ではない「東洋の香りがするスペイン」を、作品を通して少しでもご理解頂ければとても嬉しく存じます。

30年に及ぶスペイン生活を終えて、日本へ帰国。スペインの印象とはやはり住み始めた当初より帰国しても一貫して変わることなく、 「ヨーロッパの中でもスペインは、他にはない独自文化が随所に溢れている」だったのです。